(2018/05/08)【💁・公式ブログ】
政治経済を語る・№21:経済を語る―1・国債など
(前書きなど一部のみ下記に掲載)
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(序)1980年代、「銀行に利子が付く時代は終わる」と授業で解説
(1)国の無駄使いを警告―無視され「私の仕事館」が
(2)押し入れ政策と幻想政策―
(3)しがらみの政治・経済・文化―格差拡大
(4)十五年戦争時代の国債依存経済で好景気と経済成長―戦後ツケが
(5)1930年代後半と類似経済の日本
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(前書き)
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上記の内、今回は、(4)と(5)の資料を中心に掲載する。
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1980年代、大手予備校の授業などで、「銀行に利子が付く時代は終わる」と解説した。学生達は笑った。そして、今が来る。
昔、六十才で定年退職で、退職金を貰(もら)えば、幾ら毎年利子がついたであろうか。
現在も、経済の動きを見ていて、幾つも気になることがある。
過去を振り返り、人がどう思おうとも、それらを記す。
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同時に、今後、政治経済・文化・教育等に関する政策提言を、少しずつ開始することにした。相当ラジカルであり、最初は人は驚くであろう。
例えば、私は医学部と夜間学部を除いて国公立大学は民営化した方がよいと考えている。一つは、東大などは家計が豊かな子弟が多く、私大の方が経済的に厳しい家があり、いわば逆進税となっているからである。
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もう一つは、私は激しい競争政策論者だからである。民営化すると、どうなるか。一例を出そう。一橋大学、東京工大、東京農大、お茶の水女子大、東京芸大などが合併し、そして、教師の給料を業績主義とし、世界からアインシュタイン級の学者を呼べば東大一極主義は昔物語となる。緒方洪庵の系譜から慶応大学と大阪大学(特に薬学部)の合併なども可能となろう。
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また、随所に記しているように、年金は完全一元化し、掛金方式から税方式に移行し、支給は富裕層などへは廃止とする。当然、取りっぱぐれはなくなり、同時に、国民年金機構は不必要となる。全ての年金支給が同一のため、ミスも原則としてなくなるし、手続きも簡易となる。
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まだ、幾つもの案があるが、それらの前提には、激しい競争政策を実行するための頑丈なセーフティネットと競争ルールの徹底化がある。最たるものは、年齢差別の完全撤廃である。それらも徐々に語ることにする。
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国際政治経済も同様にラジカルな政策を考えているが、それらは後日の課題とする。
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最後に、私は銀行に利子を預けても利子がつかない時代がくると、公定歩合が5パーセント以上の時代に言ったが、逆に、銀行にお金を預けても利子がつかない時代(今日)も永久的なものではない。
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今回は、昨年終わりから、Twitterに掲載したもののみ収録する。