重要情報公開№6・労基法違反編(4)―ベネッセ宛要望手紙の公開第二回
□
□
【掲載目的】
(一)簡単な解説
(二)第一回要望文書・手紙公開(以上、前回)
(三)第二回要望・抗議文書手紙公開(今回)
(四)第三回要望文書・手紙公開等(次回)
□
今回の文書公開に当たって(2017年5月19日)
□
◎情報公開のため、分かりにくくても全文公開、誤字脱字は原則修正しないか、〈 〉で修正箇所を明示。
□
◎ただし、以下の変更は行う。
1)段落区切りは行う。読みにくい場合には読点はつけた。
2)人名は原則としてイニシャルで置き換えた。
3)表や飾り文字類はレイアウト上解体し、通常の形としている。
□
◎下記、要望に対して、最後まで労働条件の明示はなかった。(通常は文書で取り交わすものである。)
□
◎厚生労働省の諸君に、まだ初心が一部残っているならば、こうした被害に対して刑事罰則付きで対応すべきである。
1)私が今回の文書をだしかけると(HPを人が見ないようにするぞなど)様々な脅しと思われる事項があった。
2)本来は(法治国家ならば)、厚生労働省自体が企業名や実態・実体を公開すべき事項であり、逆さまである。
3)塩崎厚生労働大臣よ、「貴君は名誉欲のみで政治家になったのか、多少なりとも義を重んずるか」。
□
模試チェック単価は、必要時には、詳細に掲載する。
私の場合には完全に最低賃金法基準以下、更に、悪質な手口時には既に述べた如く、元手等を考慮すると赤字であった。
(特に2000年代全体の平均数値は下記には抜けているが、表2などで判断できるであろう)。
→尚、表2のかかった時間は模試一本に関する時間で合計43時間22分へと追い込まれた。
模試一本チェック単価は合計一万円台であるが、元手が下記の文の如く大変かかっている。
赤字労働強要への実体(実態のみではなく本質)である。
1994年頃から労働強化を強いられ、機械化で短縮工夫をしたが、小渕元総理等にに長い書留救済依頼(これはベネッセではなく雇用能力開発機構で受けた被害への救済依頼=後に修正し菅直人総理等送付した文書開示ページは以下☆)をだした前後の2000年代から、器械化でも対応できぬ形で(ユニセフ問題の例の如く)再度時間を奪われる形となった。
(小渕総理宛手紙は2000年4月3日送付。同日夜、小渕総理緊急入院となる。)
□
☆小渕総理・小泉総理・菅直人総理及び主要政党党首などに送付した文書の最終版は以下。PDFで無料配布中。
『恐るべき労基法違反・2010年版』(2016年微修正)を無料で、PDF閲覧及びダウンロード可能ページ。
http://h-takamasa.com/rensai/custom.html
□
□
□
以下、当時(2000年6月13日記述)の手紙を掲載。
□
文書-1:チェックの実態
□
この文書-1を読み、文書-2に記しているように、貴社との契約労働に専念できるように、契約外労働の適切な処置への配慮を願いたいと思います。
□
私は駆け出しではなく下記の表2の通りです。
こうした状態で何とか適正な労働時間にしたいと考え次回より小問約40問換算で送付迄の全作業を含めて20時間体制(可能な限り15時間体制)へ移行したいと思います。
尚、チェックには元手がかかり、毎回のインタネットやその他の投資で年間平均すると一回の模試で最低でも5000円は支出しております。
□
よって上記の数値は妥当以上の良心的すぎるものと考えています。
そこで、次回からは模試実施に影響を与えないレベルでの(特に入試と無関係な)事項・年号等の一部チェックを割愛したり、その他でも一定の措置を検討せねばならないかもしれません。
□
本来は、貴社の模試に掲載次元の事項はどんな小さな事項でも、入試と無関係の事項でも全てチェックの不可能な物はありません。
但し時間と調査費用を要するため赤字となるので(報酬に対応する)ビジネス上やむをえないという事です。
□
それでも誠実に”超”のつくレベルとなっています。ちなみに過去のチェック時間は以下です。
□
□
表1:時間は小問計40問換算で計算(下記表2の⑦含まず)。80時間は図書館等一部調査時間含む。長時間チェック原因→※1参照
□
1994~95年=約60時間:夏休み等は最高80時間。94年は小問数少ないため40問換算ではこれより多いかもしれない。
□
95年末~=約40時間←日常的な新聞ファイル作成等と一部器械化により
□
97年頃~=約25時間~30時間←器械化等の一層の推進:99/9から貴社への文書送付のためこれ以外に約10時間
□
将来は知的労働にふさわしい時間給になるレベル迄チェックに関する時間が縮小できればと考えています。これらは、
①模試作成者が教師にふさわしい形で責任を持ち作成し、
②貴社が契約外労働などの負担(文章ー2参照)を止められたり、ビジネス契約や常識(※2)を守って頂き、
③かつ私の方で器械化を劇的に進展させれば、相当なレベル迄チェックをしてすら、そうした時間短縮は適正値のレベルに迄一定近づける事が可能かもしれません。
これらは双方にとっても利益になる物と考えます。
□
□
※1:
長時間チェックの原因は、私のチェック後で誰かが問題をチェックしたか入れ換えた問題のミス[私のチェック外の問題ミス?]にも拘わらず、貴社の担当者がチェック者全員に対して無報酬でチェックのやり直しという暴挙からこうした時間を割くと同時に私がチェックした問題は全てコピーせざるを得ないという負担を強いられています(依頼書に報酬記入無かった記憶があるため無報酬だと思います[保存はこれ以降から]。
□
同時にクレームがついたミスは模試年間通し、確か1本かつ小問の選択肢1つのみでしたが)。
こうした経過や又現在の報酬に対しての当方の元手と労働時間を考えると私が文書-2で記した問題点の指摘は当然の事とも言えます。
□
尚、この担当者は相当前にベネッセを辞職されています。
一方で私以上に厳しい(この場合は違法であるが)注文をつけた担当者もいれば、下記に記す如く「大問1題同封わすれちゃった!」という担当者もおられます。
担当者間の模試作成への統一意思がないため、この両タイプが交互で担当をされたら、私どもは大変対応にとまどいます。
□
その意味からも文書-2に記したように、労働契約も含めビジネス契約は新しい事をされる時にはきっちり報酬との関連も含め明示(できる限り文書で明記)される事がすぐれた仕事をする上で双方にとって不可欠です。
□
勿論明示しない事は随所に記した如くそれ以上の大問題もあります。
□
□
※2:常識事項を守るとは、一例を挙げれば模試の大問同封漏れがあり、確認の電話を貴社に入れた時の担当者の方の返事は以下の通りです。
□
『入っていない?おかしいな。じゃ入れ忘れたか?』であったり(M氏宛への昨年2年6回のコメントで記した昨年外の過去の件)、又分割送付自体が問題であるが、ひどい時には分割送付の封筒の中に貴社への返信用封筒が同封されていなかった事があったのも一度ではありません。
□
担当者名と時期は伏せます。
よって模試未同封は作成者の怠慢か貴社の怠慢での入れ忘れか区別がつきません(勿論前者も作成者との契約事項を含める貴社の怠慢ともなります)。
□
しかし、これらはまだかわいい方で、いきなり契約外労働に繋がるチェックリスト等の同封は、無限の無償労働の温床となり、杞憂ではなく一時は現在のチェックリストの比ではない膨大な時間を奪われる契約事項と無関係の作業を要求された事もあります。
□
しかも、これらは引継ミスなどにより、正式な仕事へと既成事実化される危険性というよりも実際にそうなりつつある可能性が現在あります。
私は一時は正式な仕事で報酬が出ていると思いしていた時期があります。
後で確定申告の時に調べると報酬が出ていないと分析され、驚いた事があります。
□
但し、チェックリスト等の同封については文書-2参照。
又拒否できないためやむを得ずしていた時期もあります。
最近こうした事を記しているのは本業の政経のミスのチェックに支障を来すため止むを得ず記しています。
下記の表をご覧下さい。
□
こうした中で私の取るべき道は、常に問題点を指摘し続け、良心を持ち誠実にチェックを続けるか。
□
他のチェックの教師の一部の如く文句は一切言わずに、持ちつ持たれつで、その代わり手抜きというかチェックも適当に切り上げ、器械化及び模試チェック用文献購入等の投資はせずに、「最低2時間(多くて4時間程)眼を通しチェックリストも30分程で適当に何でも良いので書いてサット送付し1万5~1万7千円ならまぁ小遣いにはなるわぁ」で行くしかないのでしょうか。
□
□
□
※表2・3年11月模試関連チェック資料:(2000年6月13日)
□
①チェック時間1423分
②内インタネット調査(9回173分)
③本屋等調査&購入70分(6/10)
④模試配送準備等40分(6/13)
⑤郵便局迄送付時間25分(6/13)
⑥模試・資料コピー時間(交通時間含む) 60分(6/13)
⑦貴社宛=文書-1&-2。1030分
●今回模試合計時間43時間22分
●内⑦除く時間合計26時間57分
○日常的準備1年毎日数時間
□
□
A政治経済学研究歴(大学・大学院・講師等)約30年
B政治経済講義歴(駿台・河合塾含め予備校等で)約17年
C教科政経に携わり約21年
D貴社の模試チェック歴約20年
E他社の超大手模試作成歴約7年
F所有文献&資料→小さいボックスも入れて約50個→本年4月現在6段本立て換算個数約30個(約180段)(友人の調査)
G政経関連含めIT革命より器械化一定推進中 PC&プリンタ4台&CD...
H年齢→まだ頭は老化しておらず47歳
□
a純粋な模試関連年間最低投資費用約5万円
b今回模試用コピーとプリント・アウト枚数プ98枚+コ〈ピー〉枚24枚=122枚
□
□
※チェックリスト記入は⑦でなく①に参入し、今回は平均点表等は一切抜き、⑦抜きで2時間近く取られています(本格的にすれば文書ー2のBとなる)。
今回のチェック時間は従来平均以上でなく上記の有様である。
チェック時間の証拠はチェック跡をご覧下さい(日記にも詳細記述有り)。
次回の20時間体制前に双方契約遵守と⑦及びチェックリスト無しが契約仕事遂行上良い事は上記表よりも明白。
□
□
□
■
■