メッセージ16-01―北島康介君、次のステップを期待。

このエントリーをはてなブックマークに追加

北島康介君が、昨日(2016年4月10日)、引退会見を開く。
工藤公康君が引退したときのことを思い出す。そのときに、北島君とは異なり、工藤君はまだ現役に未練があったように見受けられた。私は彼に言った。

「君の野球人生は、第二段階に入る……王さんを見ろ。現役のときの栄光を捨て、監督になり、どのくらい苦労し、そしてどのくらい燃えたか。君もいずれ指導者になる。君には過去を振り返るような暇はない……」、と。
そのとき、工藤君には私の言葉は傍観者の独り言か、せいぜい、誰かが慰めているとしか感じていなかったように見受けた。

そして、今あるいは今後、工藤君はソフトバンク監督として、果てしもない海を彷徨(さまよ)いつづけるだろう。天気の良い日は気持ちよく、嵐の日は命がけで……。
北島君の第二ステップは、水泳か、その他かを、私は知らない。だが、北島君の年齢からすれば、今後、第二ステップ、第三ステップと戦いが待っているであろう。

北島君を、報道ステーションで双方会話的に見たことがある。ただ、残念ながら、私は田舎育ちのため、私は人見知りをする。福原愛などは幼少の頃から見ているため何でも言えるが、途中から見た人には人見知りをすることがある。室伏君は、彼のお父さんが現役の頃から見ているため、多少違う。ともかく、人見知りをしたままで、君の第二ステップ、第三ステップを期待している。

私の方は第?ステップか知らないが、現在、死闘中である。
何はともあれ、北島君の最後のレースは確(しか)と見た。
共に、新たな戦いに挑みましょう。