追悼―大田昌秀様

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追悼―大田昌秀様


大田昌秀さんが死去したことを昨日知る。

大田さんと言えば沖縄であり、沖縄と言えば大昔を思い出す。
大昔、私が高校時代に社会問題系のクラブ活動をしていた。
そして、全国部落研高校生集会などにも参加していた。
(部落解放同盟の分裂前の頃である)

そのときに、沖縄県から来た仲間が、パスポートをとったり、お金を円に交換したりで大変であったと言っていた。
確か、1968年の後半頃であり、まだ沖縄が日本に復帰前であった。

それから長い月日が流れ、2000年代前半に沖縄問題の解決について、誰かが諮問したような気がしたときがあった。


そのときに、私が言ったのは「当面の沖縄問題の解決は米軍基地を全てグアムに移転するしかない。

同時に、安保条約を破棄しないという前提の下では、米軍基地全てをグアム移転する場合の移転費の全額と、グアムのインフラ整備の相当額を日本政府が負担するという形でしか無理である。そこで、この条件で米国政府と交渉するしかない」、と。

「アメリカは地政学上、基地の位置は沖縄でも、フィリピンでも、台湾でも、グアムで同じと思う。

勿論(もちろん)台湾は中国領土であり、架空の話にすぎない。

フィリピンはフィリピンの考えがあり、日本が言うのは内政干渉となる。
だが、グアムはアメリカ領土である。
そこでグアムと言った。

基地問題が起こったとしてすら、アメリカ領土のため、アメリカ自身の問題となり、司法面などは今よりはスムーズに進む。

しかし、グアムでは、移転費用のみか、数万人が移動すれば、十万余りの人口(約16万人)のグアムではインフラ問題が起こる。
現地での水道・道路・電気などなどのインフラ整備が不可欠となり、その費用問題がクリアされない限り、交渉は前に進まない」、と。


「日本政府の方も、思いやり予算などを、(基地移転費とグアムのインフラ整備費日本負担を)契機に全廃に近い数値までにすることをを条件とすれば、数十年単位では元が取れる可能性がある。

そこで、移転の費用問題など具体面から交渉したらどうだろうか」と言ったことがあった。
勿論、膨大な金となる。
しかし、現況での問題解決は当時はこれしか考えつかなかった。
また、沖縄県民に押しつけた苦痛を除去するには膨大な金がかかっても仕方ないとも思う。

まだ、私がオバマ大統領などと仲良くなる前の話である。
日本の民主党政権か、それ以前の話である。
超多忙のため、今、簡単に書いたが当時言ったことを思い出しながら、『日本のフィクサーME・パート2』か『同パート3』に後日書く予定でいる。

 ただし、このシリーズは故意に嘘(うそ)を十パーセント前後いれているため注意を。


勿論、世界連邦などができれば問題ないのであるが、その前段階の話である。
ともかく、この話は長くなるので、詳細は後日記すことにする。
※沖縄問題は重要問題のため、更に資料収集や吟味し、書き直し(再提言)予定でいる。

この話を言いかけたとき、多数の政治家は、鼻であざ笑っていた。
大田さんや、福島瑞穂氏などは「もっと、言え言え」と言われていたようにも思えた。

来週の時事更新(公式HP所収)で大田さんのインタビューなどを本格的に紹介予定でいる。
今回は大田さんの簡単なインタビューのみを掲載する。


大田昌秀さんの御冥福を心からお祈り申し上げます。

(追記)予算の関係で(経済封鎖されているため)、沖縄にいけないのが残念です。行けば、必ず、写真物語・沖縄館を常設HPとして独立して作成するのですが。


大田昌秀さん追悼、鈴木耕の特別インタビュー(2014年
□https://www.youtube.com/watch?v=egwrwUjRSI8

【YouTube記載】2017/06/13 に公開
「デモクラTV開局一周年記念 鈴木耕の沖縄を行く」(2014年4月公開)の映像より抜粋しました。
デモクラシータイムス http://democracytimes.jp


☆☆☆参考:ウィキペディアから抜粋☆☆☆
大田 昌秀(おおた まさひで、1925年6月12日 – 2017年6月12日)は、日本、沖縄の政治家、社会学者。元沖縄県知事、元社会民主党参議院議員。琉球大学名誉教授。特定非営利活動法人沖縄国際平和研究所理事長。沖縄県島尻郡具志川村(現・久米島町)出身。
☆☆☆参考:ウィキペディアから抜粋終了☆☆☆


※(参考:冠婚葬祭簡略化理由)
本日(2017年6月16日)より、冠婚葬祭ブログは順次簡易的に掲載予定です。
理由は二点あります。

1)超多忙の中で、従来の分量では、書くのが遅れたり、ペギー葉山さんのときの如(ごと)く、時間切れで書けなくなったりするからです。

2)現在、相当重要な記事を書く準備をしているためです。内容は一か月以内に分かるでしょう。重要な記事とは言っても、善良な人で困る人は全くいません。そうではない人も困ることは通常はない記事です。要するに誰も困ることのない記事です。しかし、どのくらい重要なのかは一か月以内に分かると思います。

3)次回の冠婚葬祭からは、さらに簡略化し、上記理由などで数行程度になると思います。